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理学療法士はやめとけ?表には出てこない内部事情を完全暴露

理学療法士はやめとけアイキャッチ

Googleの検索で「理学療法士はやめとけ」って出てきたけど、なんで?

「理学療法士になろうと思うけど、進路間違ってないかな?」

と不安になり悩まれたことはないでしょうか?

 

理学療法士はとても人気の仕事でありながら、「やめとけ」とGoogleでの月間1万回以上検索されるようなキーワードでもあります。

残念ながら多くの人が、「とにかくやめとけ!」と検索してしまうような仕事でもあります。

 

そこで、この記事では理学療法士のリアル事情を暴露していきます。

この記事を最後まで読めば、あなたの仕事選びや進路を考えるきっかけになると思うので最後までご覧ください。

 

私は8年間ほど理学療法士として病院だけでなくデイサービスや訪問リハビリなど様々な現場を体験しました。

理学療法士を楽しくしていましたが、将来的な展望を見越して理学療法士をやめています。

 

私は理学療法士の友人も多いのですが「楽しいけど苦しいよね。」「家族には進めないよね」っていう人が多いです。

 

「なぜ楽しいのにやめるのか?」

「なぜ家族に進めないのか?」

 

理学療法士を実際にしてみてリアルな現状や現場でしか感じ取ることができないつらいことをシェアしていけたらと思います。

理学療法士はやめとけ【表には出てこない内部事情を完全暴露】

私は理学療法士として病院や訪問リハビリなど様々な現場で働いてきましたが、やめておけと言われる理由はこの7つだと確信できます。

私が感じたことや現場の理学療法士の不満をまとめて解説していきます。

理学療法士はやめとけと言われる主な理由は、次の7つです。

  1. 給料が安い
  2. 将来性がない
  3. 努力が報われることは一生ない
  4. 仕事量は多い
  5. サービス残業は当たり前
  6. 勉強会に参加しないとやる気がないと言われる
  7. 頑固な高齢者に殴られることも平気である。

詳しく解説しますね。

給料が安い

理学療法士の給料はとても安いです。

なぜなら、給料は国が決めるから。

 

残念ながら、理学療法士はほとんど給料が上がりません。

理学療法士は昇給が少なく、年齢を重ねても大幅な収入アップは見込みにくい仕事です。

 

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査というものがあります。

こちらのデータは厚生労働省が統計データとして発表しているものでかなり正確なデータです。

その賃金構造基本統計調査では驚きの結果が出ています。

 

厚生労働省が発表している「賃金構造昇給すると査/ 令和2年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種 / 令和2年賃金構造基本統計調査(順次掲載予定) 一般労働者 職種」のデータによると、

  • 理学療法士の年収の平均値は394万円
  • 理学療法士の年収の中央値は351万円。

 

※中央値とは、上位~下位のデータを集めたちょうど真ん中。

例)高校生1人のひと月のお小遣いがAさん1,000円、Bさん2,000円、Cさん3,000円、Dさん4,000円、Eさん10万円だとします。

先生がお小遣いの平均値を知りたいとデータを取ってみると、ひと月の平均お小遣いが22,000円でした。

しかし「Eさんの10万円だけがクソ飛びぬけた数字」なので、高校生のお小遣いの実態にして異常な数字が出ます

なのでちょうど真ん中の値(Cさんの3,000円)を示すことで「だいたいお小遣いの相場ってこれくらいだよね」と実態に近い数字を見るのです。

 

ちなみに一般的な会社員(5245万人)は

国税庁による民間給与実態統計(令和2年)によると、

  • 一般会社員の年収の平均値は412.5万円
  • 一般会社員の年収の中央値は370万円

男女別・全体の年収中央値の比較をすると、次のようになりました。

理学療法士 中央値一般会社員 中央値
男性390万円425万円
女性312万円315万円
全体351万円370万円

 

上記のデータからわかるように理学療法士の給料は「日本で働く全ての人々」より少ないのが現状です。

日本人の生涯賃金は平均年収は2億5000万円と言われております。

が、理学療法士は男性では約1億7758万円、女性では1億6778万円と言われています。

 

大学を出て国家試験を受け合格しても「平均より生涯賃金が7000万円も少ない」のが現状です。

 

国家資格のため勉強量・学費、さらに実習を経て理学療法士になっても給料は平均以下。

患者のためにと働いてもなかなか自身の生活が豊かになりにくい職業なのです。

 

また上記のデータはあくまで「年収」です。

つまり、年収から税金分が引かれてくるので、実際の手取り年収はだいたい281万円

 

月々に換算すると、自身の手元に18~20万程度がもらえる計算です。

ボーナスは夏と冬で2回ほど貰えるケースが多く20~30万円程度もらえます

 

まだ高校生だとイメージがつきづらいかもしれませんが、

家の家賃に光熱費、携帯電話やWiFiなどの通信費、家族の食費・娯楽費を本当に月20万円程度で養えるのか?を家族の人に確認してみるといいと思います。

 

子どもがいればかなりきつい生活になるとお答えする家庭が多くなるのでは?と感じます。

さらに奨学金については39歳以下の人で2人に1人が借りてる借金で、毎月1~5万円程度給料がさらになくなるイメージです。

 

一年で給料がどれだけ上がるのか、昇給率については後で後述しますが、「

給料がほぼ横ばいの理学療法士を本当に定年まで40年間もできるのか?」

「贅沢はしなくても大丈夫な状態で本当に働けるのか?」

についてはぜひ考えていただきたいところです。

 

私のリアルな生活をお伝えすると「マイホーム」や「車」はまず買わない。

NHKに契約するお金も持ったいないからテレビも捨てて生活しております。

髪の毛を切ることすら1300円程度、服はユニクロ、娯楽は無料のYouTubeと無料マンガと実際にかなりの倹約をしていると思います。

 

これだけ倹約しても子どもの教育費や老後のお金についてはかなり不安が残ります。

子どもの教育費の平均値が、公立のみで796万円。

私立のみで2380万円。と言われている日本です。

 

パートナーとの共働を前提とした場合でも、育休中は収入が減るため、家計は苦しくなると想定されます。

実際に育休中で共働きをできなくなった理学療法士の友人は、家計がかなりきついと話しています。

 

職場環境の影響も多少受けますが日本の年収ランキングで下位にいるので、給料は正直きついです。

 

なので、もし理学療法士を選択するのであれば収入UPの方法も知っておきましょう。

理学療法士で収入を上げる方法は、理学療法士で勝ち組【お金の悩みから解放される3つの方法】で解説しているので興味があれば、あわせて読んでみてください。

将来性が乏しい

理学療法士の将来性に乏しいです。

なぜなら、需要より供給が上回っているから。

 

需要と供給の関係を聞いたことはあるでしょうか?

一般的に需要(ほしい人)が多く、供給(提供できる人)が少ない場合は給料は高くなります。

「限定ナイキスニーカーのジョーダンモデル」や「ポケモンカードのレアカード」は欲しい人が多いのに数が少ないため、値段が高くなるイメージです。

 

この法則はスニーカーやカードだけでなく一般社会でも同じです。

 

こちらも厚生労働省が出していてかなり精度の高いデータですが

厚生労働省が出している理学療法士・作業療法士の需給推計データ(2019年)によると、

  • PT・OTの供給数は、2019年時点で、需要数を上回っている
  • 2040年頃には、PT・OTの供給数は需要数の約1.5倍になる予想

 

つまり、すでに「理学療法士や作業療法士の数」が「リハビリを受けたいと思っている人の数よりも増えている」ということです。

 

日本は少子高齢化でどんどん高齢者は増えていますが高齢者人口」は2040年がピークと言われています。

しかし、高齢者がたくさんいるにもかかわらず「理学療法士/作業療法士マジ多すぎちゃうか?」

みたいなことになるわけです。

もちろん理学療法士は高齢者だけにリハビリをするわけではないのですが、けがや骨折、病気になる可能性が高いのは高齢者なので、高齢者の数が減ることは、理学療法士の仕事が減ることにつながるのです。

 

そのため2040年~先の未来ではリハビリの対象となっていた高齢者の減少に伴い、就職転職競争が激化し、就職困難なんて可能性もあり得るので理解したうえで理学療法士を選択してみてください。

 

また将来性がないのは理学療法士の給料面です。

なぜなら、理学療法士の公的医療保険の点数と一部の医療負担によって支払われているから。

要するに、理学療法士の給料は国がいくら支払うかを決めているんです。

 

日本は少子高齢化が進んでいます。

ということは、たくさんの高齢者を若者が支えるわけです。

そんな状況下で、私たち「理学療法士」だけに有利にお金が入るようになる世の中が訪れると思いますか

 

現状の理学療法士の給料は「中央値は351万円。」

そして、物価は年々高くなり、働く人々の社会保険料(税金)や消費税は増加中です。

 

まだ高校生の方は、物価高や税金に対して関心がないかもしれません。がイメージするなら、

 

物価高:マクドナルドのハンバーガーが高くなった。でも給料は同じだから、ハンバーガーを食べれる量が減った。みたいな感じ。

社会保険料UP:「給料20万円」ー「社会保険料(税金)1万円」=自分の手元に残る給料19万円。

社会保険料が仮に1→2万円に上がれば、「給料20万円」ー「社会保険料(税金)2万円」=自分の手元に残る給料18万円になる。

みたいな感じです。

 

今の日本では物価高と税金UPが同時進行し、給料は30年間横ばい及び減少しており、徐々に国民が自由に使えるお金が減っている現状があります。

 

そんな状況下で理学療法士の公的医療保険点数(要はリハビリ料金)だけ、上がることはまずありえないと私は考えています。

今後も理学療法士の将来性は乏しく努力や勉強量に比例して給料が上がることはまずないでしょう。

 

ただし高齢者が2040年まで増えている事実はあるので、高齢者向けの仕事のすべてが終わっているわけではありません。

そのため高齢者向けのサービスを自分で起こして(起業)「理学療法士を名乗らない」仕事をするのであればまだチャンスはあります。

 

しかし理学療法士を名乗りたいと思わないなら、そもそも理学療法士の資格を取る必要性はないのでは?

と私は思いますし、それならば保険診療ができる柔道整復師のほうがいいのでは?と思います。

※理学療法士には開業権がありません。

簡単に言うと「理学療法士」を名乗った開業(独立)ができません。

需要と供給のバランスは崩れるほど理学療法士はいますが、街中で「理学療法士」という名前を見ないのはそのため。

柔道整復師は開業しても名乗れるし保険診療(保険がきく)ができるので、接骨院は山ほどあります。

 

理学療法士は「医師の指示の下に、理学療法を行うことを業とする者」と定義されており、必ず医師の指示の下で働くことしかできないので、完全な独立になると理学療法士は名乗れない仕事です。

病院や訪問リハビリでは医師に指示書を書いてもらえるので、理学療法士を名乗れます。

 

保険診療であれば保険適応したお金が割安になるので、お客さんも安いお金で利用できます。(病院で3割負担のお金だけ払っているイメージ)

 

しかし理学療法士が起業して独立するとなれば、「整体師」が一般的です。

整体師であれば資格がなくても名乗れるため独立できますが、保険診療が行えないので単価が高くなりやすい自費診療となります。

 

そもそも資格がなくても整体師にはなれるので、理学療法士でなくても良いのではと思います。

努力は報われない

理学療法士の努力は報われません。

なぜなら、だれが治療しても発生するお金は一律だから。

 

例えば、会社の営業部。

この人は「商品をたくさん売った」「だから評価しよう」といったシステムがあったりします。

つまり成果を出したなら評価されるという、まだ努力している人が報われやすいシステムといえます。

 

しかし、理学療法士は誰が治療してもいただくお金は一緒です。

  • どんな痛みも取り除く、神の手を持っている20年目大ベテラン
  • 研究雑誌に多数掲載の有名研究者
  • 入職したての新人スタッフ

 

どの理学療法士が治療をしても患者さんから頂くお金はまったく同じです。

そのため、患者さんにとってどれだけ有益であろうとも、頂くお金が一緒である限り給料に反映されることはまずありません。

上記でもお伝えした通り理学療法士の給料は国が決めた医療保険や介護保険からの報酬に依存しています。

 

なので患者さんの治療成果が良くても、お金が一緒なので経営陣から見れば結果は一緒なのです。

 

実際に理学療法士時代の私も2年間は、休日の2/3を勉強会や学会につぎ込みました。

勉強会は自費で行くのが主流なので、自分の生活を犠牲にしながら行くものなので控えめに言っても変態の域を超えていたと思います。

もちろん勉強しまくってるのでおのずと治療技術はあがり、患者さんからはとても喜ばれ私自身もとても楽しく充実した日を過ごしました。

 

しかし勉強会に時間とお金を投下しても、自分の生活は豊かになりませんでした。

それどころか貯金は0円。経済的にはむしろ苦しい日が続いていました。

「努力すれば報われる」と思っていた若き頃の苦い思い出です。

 

わたしだけではなく理学療法士には努力家がとても多いのですが、自分自身の生活が潤うケースはまずありません。

今後も理学療法士が国に依存している働き方では、努力が報われることはおそらくないでしょう。

 

なので、もし理学療法士で努力が報われたいのであれば、副業や起業も視野に入れる必要があるでしょう。

私の場合は理学療法士の勉強をしたことが生活にすべて無駄になったとは思いません。

が、収入には影響を全く与えていません。

しかし、整体師やパーソナルトレーナーなどで起業すれば自分でお客様から頂く値段を設定できるので、理学療法士の治療技術を生かすことができると思います。

 

理学療法士で努力が報われたいのなら、独立を視野に入れて勉強に励みましょう。

独立時には人を集める集客のスキルやお客さんに選んでもらえるようになるマーケティングスキルが必須になります。

以下の記事では理学療法士が独立するときのスキルとお金が両取りできる副業を紹介しているので理学療法士をやってみたい方は参考にしてみてください。

【2022年】理学療法士の副業5選|副収入で人生豊かになる5つの方法で解説しています。

私も副業をきっかけに独立しています。

仕事量は意外と多い

仕事の量は思ったより多いです。

なぜなら、「治療」は業務時間内。「書類・勉強会」はサービス残業だから。

主な業務は

  • リハビリ・患者の治療
  • 書類作成(計画書、生活指導、カルテ)
  • カンファレンス
  • 勉強会(強制ではないが、出席しなかったら努力していないとみられる)

これだけ見れば、特にそんなに仕事量が多いようには見えませんよね。

実際に私の働いていた病院のタイムスケジュールはこちらです。

業務タイムスケジュール
朝礼・準備8:30~9:00
リハビリ・治療9:00~12:00,13:00~17:00
カンファレンスたまに10分程度、業務時間にあり
書類作成(計画書、生活指導、カルテ、カンファレンスシート)17:00~(サービス残業)
勉強会17:00~(サービス残業)

病院勤務時代のリアルなタイムスケジュールです。

病院の勤務時間は8:30~17:00程度の職場が多く、勤務時間中は、ほとんどが治療時間です。

 

そして書類業務は、当たり前のようにサービス残業です。

昼休みも実質1時間も取れません。

また残業代がきちんと払われる職場は稀です。

 

私の職場は残業代の申請は「30分まで」が限度でした。

勤務時間はほぼ治療で「いつ書類作成すればいいの?」っと嘆く日々を過ごしました。

「ブラックな職場なだけじゃない?」と思われるかもしれませんがこのような病院のほうがむしろ多いです。

利他的に働くほど、お金も時間も無くなるのが理学療法士という仕事です。

サービス残業は当たり前

サービス残業の代表は、書類業務と勉強会の2つです。

上記でも述べたように、勤務時間中はリハビリ・治療時間を使う病院が多いです。

そして書類業務はサービス残業。

 

例えば、理学療法士は毎日カルテを作成する業務があります。

「その日の治療の成果」や「どんな治療を行ったのか」、「その日の患者の状態」を、確実にカルテに記載しなければなりません。

でも、カルテ記載はサービス残業です。

 

病院によって治療する患者数は変わりますが一日当たり

  • 急性期病院では10~24人分
  • 回復期病院は7~10人分
  • 維持期病院は7~12人分

のカルテ記載が必要です

理学療法を行う患者数が病院の特徴ごとに変わりますが、急性期病院では24人も治療しないといけないことがあります。

私の友人には24人も治療したツワモノがいましたが、体調を崩しながら働いていました。

 

カルテ記載は慣れると早く書けるようになりますが、最低でも20分はかかります。

慣れてない新人は、1時間以上かけて書いてたりします。

 

また、カルテ以外にも書類業務があります。

月に1回は各患者の「状態や変化点」を計画書の作成。

カンファレンスといって、患者さんの状態を多職種との会議するための議事録。

 

ほかにも、患者の体が良くなるよう「自主トレ表」作成や再発防止の「生活指導表」の作成、勉強会資料など・・・。

勤務時間中は基本治療しないといけないので、初めからサービス残業は確定している病院がホントに多いです。

 

私が新人の時は、慣れない書類業務でほぼ毎日21時まで残業しました。

残業代はもちろん未払いです。

理学療法士は「サービス残業は当たり前」の職業で、職場改善がされていない職業の一つでもあります。

収入は上がらないが、勉強会に行かないと評価は下がる

勉強会は参加しないとやる気がないと言われます。

なぜなら、みんなやってるから。

 

多くの病院では、月に1~2回程度勉強会があります。

もちろん勉強会は勤務時間外で行われます。

参加の有無はどちらでもよく基本強制ではありません。

 

しかし、勉強会に参加していないと上司に「やる気がない」と注意されます。

理学療法士の私自身も勉強会に参加してないときに実際に上司に言われ、評価を下げられた経験があります。

「勉強してないじゃん。」これが上司の言い分でしたが、そもそも論、参加は自由です。

 

しかし・・・

理学療法士の世界では、勉強会に参加するのは暗黙の了解。

外部で開催されている勉強会にも、自費で参加しないと同じくやる気がないように見られます。

 

ただでさえ、有給取得率も低いのにプライベートを削って外部勉強会へ行けと言われます。

「勉強大好き、やったるでー」って人はまだ大丈夫かもしれませんが、給料には反映されませんし、苦手な人は半強制なので覚悟が必要です。

生活のことを真剣に考える人ほど、だんだん不満がたまりやすい仕事でもあります。

頑固な高齢者に殴られる。

患者から暴力を振るわれることも、しばしばあります。

なぜなら、患者は病気だから。

 

昨今介護士によるの虐待がニュースで話題に上がることがあります。が、

ニュースにならないだけで患者からスタッフへの「暴力、暴言、セクハラ」も水面下で起こっています。

 

主に理由は2つです。

  • リハビリをやりたくない
  • 病気で抑制が効かない

リハビリ目的で入院しても、リハビリをやりたくないと駄々をこねる人は、結構多い。

「リハビリ行きましょう」と言っただけで手が飛んできたり、しつこいと罵声を浴びせられることもしばしば。

 

 

理学療法士の私も罵倒されたり、殴られたりなど毎月必ずありました。

私の同僚の女性スタッフはセクハラ発言をされたり、実際に胸やおしりを触られ不快な思いをしてリハビリを行っています。

 

しかし理学療法士が守られることはまずありません。

患者は病人だからという正義を振りかざされ、つらい思いをしても泣き寝入りする医療従事者は多くいます。

 

※Twitterで患者 暴力 とかで調べるとたくさんリアルな愚痴があります。

 

病気の影響で抑制できない人とも理学療法士はリハビリしないといけないので、セクハラ・暴力は必ずあると覚悟して臨む必要があります。

理学療法士はメリットもある

こんなに上記でやめとけと言いながらもメリットも少しあります。

実は、理学療法士は満足感を得やすい職業でもあります。

シカゴ大学の研究(Tom W.Smith:2007)によると

  • 満足度が高い仕事の第2位に理学療法士がランクイン

アメリカのデータですが、理学療法士をしていた頃の私も満足度は高かったので、あながち間違ってはいないと思います。

 

理学療法士になって数年働くとほかの仕事に転職しない人が多いので、このメリットは的を得ていると思います。

他にもメリットはあるので、気になる人は以下の記事も参考にしてみてください。

>>理学療法士の仕事の本音|現役理学療法士のリアルすぎて笑えない本音8選

理学療法士はやめとけ【ではどんな仕事?】

じゃあ理学療法士以外に『どんな仕事がいいの?』ってなる人がほとんどだと思います。

結論をいうと、需要が高いスキルが身につく仕事がオススメです。

さんざん「やめておけ」といった理学療法士もスキルがあれば独立時の強力な武器になります。

実際に需要の高い痛みや脳卒中専門の治療スキルのある理学療法士は独立して年収が600万円をゆうに超える高年収をたたき出している人もいます。

 

逆に誰でもできるような仕事をしている限り、まず高年収にはなれません。

「誰かが掃除してくれたらうれしいな」と思っても、掃除の代行サービスを頼む人が少ないように、「自分でもできる」と思われる仕事は低賃金である場合が多いです。

 

なので、仕事を選ぶのであれば簡単にまねできないスキルが身につく仕事を選びましょう。

 

その中でもプログラミングやデザインなどWebを扱う仕事は良いと思います。。

なぜなら、

  1. プログラミングはコストが安い
  2. 需要がある
  3. 年収1000万円以上の高年収を狙いやすい

プログラミングは、「まだ進路を決める前の高校生」、「理学療法士の養成校に入った人」でも今日から学習できます。

帝国データバンクの人手不足に対する企業の動向調査(2022年9月)によると、IT系の人材の需要は、一貫して高い傾向にあります。

帝国データバンクの人手不足に対する企業の動向調査(2022年9月)より引用

 

上記でもお伝えしましたが「【需要】と【供給】」の「需要」が多くなればなるほど、給料は高くなります。

 

IT業界はまだまだ人材不足が懸念されており、需要が高い職種であるのでしばらく給料は高水準である可能性高いと言えます。

 

逆に病院や施設で働く理学療法士のように【需要】に対して【供給】が高くなると給料は低くなります。

仕事を頼める人が多いので、価値が目減りしているためです。

上記の理由によりIT業界はまだまだ仕事をする人自体が低いため、努力が報われやすい仕事といえます。

 

昨今の日本では給料はほぼ横ばい。物価高と税金だけが上がり続けている状態です。

 

しかし、プログラミングなら年収1000万以上と高いリターンを期待できます。

成果報酬で成果が出たらお金になるケースがほとんどだからです。

経験を積んでスキルになれば、短時間で報酬を貰えるようにもなります。

 

さらに、プログラミングは独学であれば月1,000円程度から学習できます。

スクールを利用しても30万~40万円で学習+転職支援を受けれるのでコスパが良いと思います

 

もし仮に、学習してみて自分に合っているならそのままプログラミング業界へ就職。

自分に合わないなと思った場合でもインターネットで稼ぐ方法が分かり副業に活かすこともできるので、損をしにくいスキルといえます。

 

理学療法士になるための学費は専門学校で年間平均125万円私立大学だと年間200万を超えます。

理学療法士の私は年間200万×4年=800万円を学費につぎ込んで頂きましたが、残ったのは奨学金の返済です。

 

理学療法士は40年働いても年収が500万を少しこえるかな…くらいの給料なので、生活が豊かになりずらい仕事でしょう。

 

しかし、プログラミングなら会社員でも年収は1000万円以上はふつうにいます。

スキルが身につき独立すれば、毎日昼間に起きて1時間だけ働くなんてこともできます。

お金も時間にも余裕を持ち、友人やパートナーとゆったりした生活ができる働き方です。

 

理学療法士になることに比べたら圧倒的に安い金額で受講でき、リターンも大きい働き方なので今から進路を決めるのであればぜひおすすめです。

スクールでは無料体験無料キャリア相談も行っているので心配な人は、まずは無料体験してみてください。

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理学療法士はマジでやめとけ【まとめ】

理学療法士は満足度も高い仕事ですが、デメリットが多くあります。

特にお金の不安が付きまとい、いつの間にかお金を稼ぐ手段の一つとなり、不満が募りやすい仕事でもあります。

 

理学療法士を目指している人も、是非一度考える機会にしてもらえたらと思います。

 

しかし理学療法士でも一定数は収入UPさせて勝ち組になっている人もいます。

以下の記事では理学療法士でも勝ち組になる方法を解説しているので参考にして下さい。

>>理学療法士で勝ち組【4割の人しかしてない年収を増やす3つの方法】

 

また、理学療法士と副業で収入を安定させるのもおすすめです。

副業すれば独立時にも役立つ支えになってくれるので、視野に入れて検討してみてください。

 

理学療法士や作業療法士におすすめの副業は、理学療法士・作業療法におすすめ副業5選|副収入で人生豊かになる5つの方法で解説してます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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けんす

独立した元理学療法士 【経歴】2015~2020年まで病院勤務。回復期・維持期・訪リハ・転倒予防教室、2020~2023年リハビリ特化型デイサービス勤務。2023~独立。LP,セールスレターなどネット集客の仕事もしてます。

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