会社がブラックすぎる|辞めるべき3つの理由


会社がブラックすぎて常に疲弊している。心も体も疲れ切っている。

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

  • 会社がブラックすぎる場合の対処法

本記事の信頼性

この記事を書いてる私は年間に本を100冊、論文を1000本は読んでいます。

私もブラックすぎる会社(病院)に勤めましたが、うまく脱却できています。

ブラックすぎる会社は百害あって一利なし。

本記事を最後まで読めば、会社がブラックすぎる|辞めるべき3つの理由と脱却方法が分かります。

ブラックすぎる会社を辞めるべき3つの理由

会社がブラックすぎる場合はデメリットがえげつないです。

  1. 健康被害がでかすぎる
  2. 仕事の生産性は低下
  3. 健康被害は大切な家族や友人に影響する

3つのデメリットを解説します。

健康被害がでかすぎる

ブラックすぎる会社は健康被害が大きいです。

実は、ブラックすぎる会社のストレスは受動喫煙よりも有害なことが研究で示されています。

特に長時間労働を強いられて、会社と家庭の両立が困難な人は要注意です。

ハーバードビジネススクールの研究によると

両立ができない人は、できてる人に比べて約1.9倍体調不良になりやすい。

また精神のダメージも大きく、両立できてる人に比べてメンタル不良に約2.6倍なりやすい。(Goh J et al.2015)

2009年に東京の会社で42歳男性がデスクで亡くなりました。(INTER PRESS SEVICE News Agency

これも仕事ストレスでした。

2015年は大手広告会社電通で新人社員がストレスで飛び降り自殺しました。(The New York Times)

 

さらにアメリカの会社ストレスで死亡した数は年間12万人と推定。

この数字は糖尿病、アルツハイマー、インフルエンザ、腎臓病による死亡より多く、2010年に交通事故と発作で亡くなった人の数に匹敵します。

アメリカの死因の第5位も会社ストレスによる死亡です。

私自身ブラックすぎる会社に勤めたときは、有給を全て病気で消化させました。

ブラックすぎる会社は命を削りながら仕事をすることになるので注意です。

仕事の生産性は低下する

ブラックすぎる会社の代名詞は長時間労働です。

労働時間が長いため、「たくさんの成果を上げれそう」と思う経営者が多いです。

しかし、長時間労働は生産性を低下させ、むしろ非効率なことが分かっています。(Emma Luxton,2016

最適な労働時間は週に48時間

労働時間48時間超えると徐々に生産性は低下

週5日勤務なら9時間程度仕事ができる計算です。

長時間労働は生産性を下げ、新しいスキルを獲得したいあなたにとって有害です。

健康被害は大切な誰かにも影響する

ブラックすぎる会社はあなたに健康被害を与えるだけではありません。

実はあなたの「大事な家族や友人」にも影響を与えてしまいます。

あなたが健康悪化で肥満になると、周囲が肥満になる確率が1.57倍増加する。(Nicholas A. Christakis et al;2007)

健康悪化で肥満になるというのは決して架空の物語ではありません。

私たち人間は周りの影響をとても受けやすいです。

仕事とプライベートの両立ができない人は、健康被害や抑うつ、飲酒の量が増えやすいことが分かっています。

あなたが健康被害にあうと、あなたの「大事な家族や友人」にも影響するので注意が必要です。

やめたいけどなぜやめれないのか

「ブラックすぎる会社がヤバイことは分かった。でもやめれないんだ。」

そんな方もいると思います。

ここからはなぜやめれないのかを解説します。

辞めれない理由は

  1. 現状維持のバイアス
  2. 異常であることにみんなで慣れてしまっている
  3. 有名な会社で辞めたら自尊心を傷つける
  4. やめる気力も残ってない

これが分かれば、ブラックすぎる会社から脱却できるかもしれません。

現状維持のバイアス

人間は現状を維持しようとする強烈な思い込みがあり「何かが無くなる」ことを嫌います。((Thaler;1980)

例えば、「服を買う」はできても「服を捨てる」は苦手な人がとても多いです。

会社の場合だとどうでしょう?

ブラックすぎる会社を手放さない限り、新しい会社に移れません。

そのためブラックすぎる会社を手放すことができず、ダラダラ働いてしまいます。

特に一度なにかを手にすると人はその価値を2倍も高く見積もる傾向にあります。

ブラックすぎる会社の価値は思い込みで高くなっている可能性があるので注意しましょう。

現状を変えた人は幸福度が高くなることが研究で分かっています。

「やる」か「やらない」で迷ったら「やる」ほうが幸福になりやすいです。

勇気を持って行動しましょう。

異常であることにみんなで慣れてしまっている

人は自分と似た他人のふるまいを手がかりにする傾向があります。

例えば、行列が並んでいるラーメン屋さんは「さぞかしおいしいのだろう」と並んでみたり、携帯電話は「みんなが使ってるiPhone」にしてみたり。

厄介なことに、影響はブラックすぎる会社でも発揮されます。

ブラックすぎる会社では、「誰も退職しないから私も退職しない。」

そんな状況になってる可能性が高いです。

ファーストフード店で働く従業員は「転職者が一人でる」とそれに追従して退職者が増える。(David krackhardt et al;1986)

逆に「転職者がいない場合」はそのまま転職せず長続きしてします。

会社がブラックすぎる場合はみんなで慣れてしまっていてやめることができなくなっているかもしれないので注意が必要です。

異常な労働環境にみんなで慣れているのではないか、他人に流されているのではないかと考える癖を持ちましょう。

有名な会社で辞めたら自尊心を傷つける

辞めたら自分の実力不足だと感じてやめることができてない人は多いです。

退職理由がまっとうでも、「すぐにやめる人」とみなされたり、「努力ができない人」と見られたくない。

実力不足と思われるのが、嫌でやめれないという人も意外と多いようです。

実は人は自分自身は高く評価したいという欲求を持っています。

匿名で自分はどれくらい優れているかを研究すると半数以上が平均以上と答えます。(Zlatan Krizan et al;2008)

自分自身は高く評価したいという欲求を持っています。

この思い込みは知るだけでも効果があるので覚えておきましょう。

やめる気力も残ってない

会社がブラックすぎるとやめる気力すら残っていない人がいます。

実は極限まで疲労するとそれ以上何か行動に移そうとヒトはしなくなります。

過酷な労働で、睡眠不足とストレスが続くと、無気力状態になります。

あなたはまだこの記事を読み何とかしたいと考えることができている人です。

ブラックすぎる職場で消耗しすぎる前に転職することをオススメします。

転職活動で相場を知ろう

転職活動はオススメです。

転職活動のメリットは

会社の相場が分かること。

今働いている会社が「ブラックなのか?」はほかの会社と比較して初めて知れます。

例えば、9時出社→18時退勤の場合と8時出社→20時退勤の会社があります。

転職活動で会社比較をすると「あれちょっと働きすぎ?ブラックかも」と気づけます。

とはいえ、自分に転職がうまくできるか不安ですよね。

最後に無料でも使える転職会社をまとめておきます。

転職活動してみてダメだったらやめればいいだけです。

ここからはお助けができません。

最初のステップを踏み出すのはあなたです。ご健闘お祈りします。

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