理学療法士の転職タイミング|転職に最適な4つのタイミング

「理学療法士の最適な転職タイミング」っていつだろうと気になりますよね。

違う職場も気になったり、先輩理学療法士がやめていく中で、「いつ辞めよう」と悩む理学療法士は多いです。

理学療法士の私も、いつ辞めようとめちゃくちゃ悩みました。

でも、この記事で紹介する転職タイミングがわかると、円満退職しながらも収入を上げて転職を成功させやすくなります。

 

なぜなら、私自身もこの方法を使って、年収50万UPと定時上がりの職場に転職できたからです。

  • この記事の前半では、理学療法士の転職タイミングについて
  • この記事の後半では、理学療法士の転職に必要な具体的な期間

を解説していくので、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容を理解して、行動すると余裕をもって転職ができるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

記事の信頼性

この記事を書いてる私は現役理学療法士8年目。年間に本を100冊、論文を1000本読んでいます。

エビデンスありきで転職活動をして、50万円年収UPと定時帰りの両取りに成功しました。

ちなみに、転職活動するなら、無料相談ができるリハのお仕事がオススメです。

転職活動の方法は、理学療法士の転職ガイド|失敗しない10の方法で解説しています。

理学療法士の転職のタイミング

結論から言えば、

理学療法士の転職のタイミング

  • ライフステージが変わったとき
  • 収入アップを目指すとき
  • キャリアアップを目指すとき
  • 理学療法士1年目でもOK

詳しく解説していきますね。

ライフステージが変わったとき

ライフステージが変わったときは、理学療法士の最適な転職タイミングです。

なぜなら、どっちにしろ生活環境が変わるから。

例えば、結婚や妊娠・出産などです。

結婚すれば、独り身の時のように、好き勝手にリハビリ勉強したり、職場の人たちと飲み会など減りやすいです。

またお互いの時間を大事にしたり、老後生活についてなど夫婦の生活のありかたを考えなければなりません。

現在の職場で、気兼ねなく働くことができなくなった場合やお互いの価値観が変わってくるときは、最適な転職タイミングといえます。

収入アップを目指すとき

理学療法士で「収入アップ」や「キャリアアップ」を目指したいと思った時は、転職のタイミングと言えます。

なぜなら、理学療法士の昇給額は雀の涙程度で、転職しないと上げることができないから。

平均年収jpさんのデータによると、理学療法士の年収の中央値は351万円。

現在の職場で昇給UPしても、微々たるもの。

しかし転職すれば、収入UPをかなり期待できます。

2020年の厚生労働省、転職者実態調査の概況によると、転職によって賃金が増加したと回答する人は39%。

また転職によって39.3%の人が労働時間が減少したと報告しています。

実際に、理学療法士の私も転職しただけで、年収が50万以上上がり、ある程度再現性があると思います。

「収入UPしたい」と思った時は、転職のタイミングと言えるでしょう。

キャリアアップを目指すとき

理学療法士で、キャリアアップを目指す場合も転職の良いタイミングです。

なぜなら、職場によってキャリアアップのしやすさが違うから。

例えば、もっと研究して、成り上りたい考えた場合。

現在の職場よりも、たくさん研究をしている病院へ移れば、研究できるチャンスが格段に増えて、キャリアアップしやすくなります。

理学療法士で、キャリアアップを目指す場合にも、転職は有効な手段なのでオススメです。

また理学療法士としてのキャリアアップしたいなら、自分自身のキャリアプランをしっかり練りましょう。

「各分野のスペシャリストで活躍したいのか?」

「部下のマネジメントもできるジェネラリストで活躍したいのか?」

目指すキャリア像によって転職先の選択肢は大きく異なります。

  1. スペシャリストは、認定理学療法士の資格を利用し、勉強会や講演会を開いたりなどでキャリアアップ。
  2. ジェネラリストは、チームリーダーなどに出世などのキャリアアップ。

目指すキャリア像を、もって転職するとより成果が出やすいです。

現状の職場で、なかなか満足のいく結果が出ていないのであれば、転職活動しましょう。

理学療法士1年目でもやめてOK

ぶっちゃけ、理学療法士1年目で辞めても、問題ありません。

なぜなら、理学療法士1年目でも需要はあるから。

理学療法士は良くも悪くも、治療技術で賃金が変わることはありません。

言い換えるなら、だれが治療を行っても、同じ診療報酬です。

なので、採用側からすれば、とにかく治療さえしてくれればいいんです。

「とにかく治療してくれ」という病院は実際に多く存在しますし、今の環境があっていなくても、あなたにあった働き口は絶対見つかるので大丈夫ですよ。

実際に、私の部下のセラピストは、1年目の9月頃に辞めて違う病院へ変わっています。

理学療法1年目に転職すると、悪い印象をもたれやすいという意見があるとも思いますが、全ての職場の職員が思うことはまずありえないので、安心して転職活動を進めてみてくださいね。

>>理学療法士を1年目で辞めたい|知っておきたい早期退職のメリット・デメリット

理学療法士の転職に必要な期間

理学療法士の転職したいときには逆算して考えましょう。

なぜなら、焦ると失敗しやすいから。

転職する時は、次の3つの工程が必要です。

  1. 求人チェック
  2. 応募(見学)・面接・内定
  3. 退職報告・手続き

上記の工程を逆算して、転職活動期間は、だいたい半年は見ておいたほうがいいでしょう。

下に半年で転職する場合のイメージを整理しました。参考にしてみてください。

期間
①求人チェック 1~2ヶ月【7~8月】
②応募(見学)・面接・内定 3~4ヶ月【8~11月】
③退職報告・手続き 1~2ヶ月【12~2月】

※全て概算になります。

求人チェック

求人は何となくでもいいので、見ておきましょう。

なぜなら、仕事の選択肢が増えるから。

転職をするとき、あなたの頭の中には、「こんな職場で働きたいな」となんとなく思い浮かぶと思います。

しかし、あなたの頭の中よりも、さらに良い求人に出会うことも全然あります。

そこで必要なのは、仕事の選択肢を広げておくこと。

例えば、私の場合は自由に働くことが一番と考えていましたが、給料が一番いい仕事場に就職しています。

「今後の自分自身がどんな人材になりたいのか」、「給料はこれくらいほしい」など自分の価値観や採用先の条件を合わせながら決めていきましょう。

自分の価値観などについては、普段考えることがないと思いますので、7月~10月ごろから求人を見ると余裕をもって転職活動ができますよ。

転職活動に使える転職サイトの選び方のコツは、理学療法士転職サイトおすすめ5選|失敗しない転職サイト選びの3つのコツで解説しているので、あわせてご覧くださいね。

応募(見学)・面接・内定

あなたの条件に合致しそうな求人があれば、まずは見学を希望しましょう。

なぜなら、思い込みを減らせるから。

よくある転職での失敗は、「最初は良い職場だと思ったんだけどなあ…」と希望と現実にギャップがあることです。

ほんとあるあるですよ。

なので、最低でも3社は見学して、決めたほうがいいですよ。

応募条件でいいことを書かれていても実際に見てみると、印象が違うということはマジで全然ありますから。

見学を経て、「いいな」と感じたら、実際に面接をしてもらいましょう。

面接で重要なのは、自己PRと採用側のメリットの提示です。

あなたの人柄やスキルと採用側がメリットを感じれれば、内定はほぼもらえます。

あなたの強みや採用側へのメリットの提示の方法は、理学療法士の転職自己PR|自己アピールできる文章の3つのコツで解説しているので、あわせて読んでみてください。

退職報告・手続き

退職の報告は、転職先が決まった後に行いましょう。

なぜなら、すんなり話が進むから。

転職先が決まる前に報告すると、噂話になったり、転職を止められることもあり、非常に面倒です。

実際に、断るのが苦手な人は、転職したいのに、だらだらと働き続けている人もいます。

断るのが得意な人でない限り、なるべく転職先が決まってから退職報告を行いましょう。

ちなみに、転職の申し出は、法律上では「退職する予定日の14日前の申出」となっています。

しかし、就業規則にある「退職の申告時期」を確認すると、多くの病院や施設で1ヶ月~2か月前になっています。

私が以前勤めていた職場でも、退職報告は、早いほうが喜ばれました。

転職するあなたも準備が必要ですが、転職される側にも、人員の確保や業務の引継ぎが必要です。

退職の報告は、12月や1月にしておきましょう。

そうすると、引継ぎや退職もスムーズで円満退職が行えますよ。

理学療法士の転職タイミング【まとめ】

今回は、理学療法士の転職タイミングについて紹介しました。

転職のタイミングはめちゃくちゃ大事な要素ですが、転職の自己PRの書き方も、同じくらい大事です。

以下の記事では、転職しやすくなる自己PRの書き方を解説しているので、ぜひ合わせて読んでみてください。

>>理学療法士の転職自己PR|自己アピールできる文章の3つのコツ

また、転職活動でを有利に進めるための転職サイトの使い方を知っていれば、失敗せずに転職できます。

以下の記事では、理学療法士の転職サイトの選び方のコツを解説しているので、こちらもご検討ください。

>>理学療法士転職サイトおすすめ5選|失敗しない転職サイト選びの3つのコツ

 

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